日本アルプスワインバレー大池ワイナリー
地元、山形村の活性化を目指して
ヤマ・ソービニオンで醸すワイン
ワイン特区取得に尽力
野菜や果樹の栽培で知られる山形村がワイン特区を取得したのは平成26(2014)年のこと。この特区取得に尽力したのが、地元でヤマ・ソービニオンの畑を受け継ぎ、現在大池ワイナリーを営む藤沢啓太さんです。
叔父から受け継いだ畑で育つ「ヤマ・ソービニオン」をなんとか自身の手でワインにしたいと思いワイナリー建設を目指しますが、小ロットでの醸造は特区を取らない限り不可能だという課題に突き当たります。ワイナリーをつくれば村の雇用創出や人口流入にもつながり、しいては観光産業の発展にも寄与することもできるかもしれないー。そんな思いがさらに藤沢さんを突き動かし、ワイン特区の取得に村とともに全力を注いだのでした。そして無事、特区を取得した翌年の春、大池ワイナリーが誕生します。
ヤマ・ソービニオンを中心に
ワイナリー開業までは委託醸造をしてきましたが、現在は広島から醸造指導に来ている横町崇さんとともにワインづくりに取り組みます。
藤沢さんが受け継いだのは樹齢約15年のヤマ・ソービニオンでした。色が濃く、酸味もやや強い品種のヤマ・ソービニオンですが、酸味が際立ちすぎるとのない飲みやすいワインを目指します。そのほかにも、メルロー、シャルドネのほか、各種りんごの植え付けもはじめています。
ファーストヴィンテージは2015年にリリースされたばかり。家族が経営する村内のセブンイレブンで販売しています。
大池ワイナリー
- 所在地:
〒390-1301 長野県東筑摩郡山形村2551-1
- 定休日:
要問合わせ
- TEL:
0263-55-6100(受付時間 要問合せ)
- E-Mail:
ぶどうの種類
ヤマソービニオン、メルロー、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン
(りんごの種類|ふじ、つがる、メイポール)