松本市
|トラットリア・ガブリエル|
県産ワインとのマリアージュが楽しい
「普段着の本格派」イタリアン
城下町・松本の中でも人気の蔵の町・中町。その入り口に、トラットリア ガブリエルはあります。うっかり前を通り過ごしてしまいそうな飾らない店構えですが、一度、食事をしてみればわかるのが、そのおいしさ。
普段着の本格派とでも呼びたくなるイタリアンは、季節感もたっぷり。背伸びをしない料金で、ワインと料理のマリアージュを楽しむことができ、さすが文化都市・松本ならではと感心してしまいます。イタリア産ワインが充実し、イタリアの生ビール・モレッティも味わえます。
オーナーシェフの三浦康弘さんは、東京でイタリアンの修業ののち、2004年3月に自店をオープン。
ちょうどそのころ、塩尻で城戸亜紀人さんがKidoワイナリーをオープンしました。まだ、国産ワインはともすれば格下に思われた時代ですが、三浦さんはその品質を見込んで、ワイン会を開くなどして無名のKidoワイナリーを応援。仕入れたもののなかなか売れなくて困った時期もあったそうです。
今ではKidoワイナリーは知名度が高く、入手困難なワインとしても有名になりましたが、ガブリエルには入荷してきます。
また「日本ワインブームの今こそ手綱を締め減産」を始めた小布施ワイナリーの曽我彰彦さんとも長いおつきあい。ヴィラデスト、リュードヴァン、ファンキーシャトーなどのワインも入っています。
「地元で地酒をという自然な流れで、県産ワインを置いてきました。ワイナリーに足を運んで、畑を見たり、仕込中のワインの様子を見たりしてきました。城戸さんも曽我さんも、真面目で真摯なお人柄。すごい方たちですから、いいワインができるんですね」
「今、県産ワインは一種のブームになっています。城戸ワイナリーや小布施ワイナリーというだけで、『飲んだことないけど、飲んでみたい』というお客様も。それはありがたいのですが、ブームが去った後にどうなっていくのか。料理とワインのマリアージュということで、自分はこれからも変わらずにやっていきます」
オーナーシェフ
三浦 康弘さん
みうら やすひろ
1971年辰野町出身。東京のイタリアンの店で修行ののち、2004年3月、松本・中町にトラットリア ガブリエルをオープン。地元食材を使い、季節を感じられるメニューが好評。真面目な人柄から、食材選択にも料理にも手抜きがない。
住所 | |
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電話番号 | 0263-34-7399 |
営業時間 | 18時~23時LO |
定休日 | 第1・3水曜日 |
アクセス |
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