富士見町
|オステリア・アジアート|
客数限定でこだわりの料理を提供
開放感あふれる空間でイタリアンを
店名のアジアートは、イタリア語で「楽しく、ゆっくり」の意味。「来られたお客さまにゆっくりとした時間を過ごしてほしい」というオーナーシェフの岡本さんの思いが込められています。どこか懐かしさを感じさせる店内や、大きい窓から望む庭のケヤキの大木が心を和ませてくれます。
岡本さんは、別荘地である蓼科のイタリア料理店などで20年近く修業してきました。お店がクローズとなる1月~3月には、東京や京都の店などにも研修に出て修業をつんだそうです。その間は、自分のやりたいかたちを見つけるための試行錯誤の連続だったと言います。
そして、「イタリア料理とは何だろう?」とずっと自身の中にあった疑問に、自分なりの答えを見つけ出したことで、独立を決意し、ついに2011年7月にアジアートをオープンしました。
「イタリア料理の原点は、その土地で育まれた食材を、もったいないという気持ちを持ってつくる郷土料理。私もその精神で、ここ富士見町でしか味わえない料理を提供していきたいと思いました」
富士見町と言えば、県内でも有数の高原野菜の産地。野菜のおいしさには定評があります。岡本さんは、その旬な地元野菜をメニュー構成の中心に据え、素材の味を生かすべくシンプルな調理を心掛けているそうです。
肉など地元で手に入りづらいものについても、できるかぎり近隣での調達を目指しています。こだわりの食材を使ったランチは1,500円。自分の打ち出したコンセプトを「お客さまがわかってくれるだろうか?」と不安でいっぱいだったと言いますが、オープン当初から地元や近隣の別荘地からのお客さまで予約が切れることはありません。
ディナーは「お客さまに満足して帰っていただきたい」という配慮から、1日1組の限定。来られたお客さまは、ゆっくりとした時間の中で、イタリア料理を堪能できます。
「地元の食材にこだわった料理を提供させていただいていますので、それに地元産のNAGANO WINEを合わせるのは基本だと思っています。ここ数年で品質もかなり上がってきていますので、安心してセレクトできます」と岡本さん。
富士見町は東京から車で1時間ほど。その近さもあってか、最近では東京からのお客さまも多いそうで、「地元食材の料理ならワインも地元ワイン」とNAGANO WINEをオーダーされるお客さまも。
「今は地元に近い桔梗ヶ原のNAGANO WINEをセレクトしていますが、新しいワイナリーも次々とできていると聞いていますので、ぜひ試してみたいですね」
オーナーシェフ
岡本 歩さん
地元富士見町で生まれ育った岡本さん。現在のお店の場所は「まさかそこにお店を構えるとは思わなかった」と苦笑いするほど、岡本さんが子供の頃は鬱蒼とした木々に囲まれ、近づきがたい雰囲気だったそうです。都会ではできない、富士見町のさまざまな食材を生かした料理を提供しています。
住所 | |
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電話番号 | 0266-62-7040 |
営業時間 |
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定休日 | 日曜日 |
アクセス | 富士見駅から徒歩10分 |
URL |