Vol.54 きのこのテリーヌ

Vol.54 きのこのテリーヌ

材料(2人分)

長野県の食材

信州ハーブ鶏( 胸肉またはささみ、ひき肉でも代用可)・・・250g
長野県産銘柄鶏のひとつ。飼料にオレガノ、ジンジャーなどの天然ハーブやビタミンEが配合され、柔らかく風味豊かな鶏肉です。

長野県産きのこ
ぶなしめじ・舞茸・エリンギ・しいたけなど、いろいろ混ぜて・・・600g
長野県はきのこの生産量日本一。全国で初めて人口栽培に成功したぶなしめじをはじめ、クリーンな栽培システムにより一年を通して安定供給されますが、秋には直売所などに天然きのこも並びます。

ほかの食材

ピスタチオみじん切り(彩り用)・・・15g
卵・・・1個
生クリーム37%・・・150g
ブランデー・・・10g
バター・・・50g
塩・・・4g
こしょう・・・少々

合うワイン

フレッシュな酸と爽やかな果実味のソーヴィニヨン・ブラン

作り方 

1. きのこを一口大にする(包丁でカットしたり、手で裂いたり形状を変えると食感に変化が出ます)
2. フライパンにバターを入れ、溶け始めたら、きのこを加える。弱火でじっくりと炒め、しんなりしてきたら強火にして、香ばしい香りがでるまで炒めて、皿に取り出す
3. 鶏肉は皮を取り除き、2cm角くらいの大きさに切り、塩・こしょうをして10分なじませる。
4. 鶏肉をスピードカッターに入れてすり身にする(ひき肉で代用可)
5. 4に卵、生クリーム、ブランデーの順に加え、そのつど混ぜる。さらに、1のきのこを混ぜ、最後にピスタチオを加えて、さっくりと混ぜる
6. パウンド型にクッキングシートを敷き、5のテリーヌ生地を詰めて上からラップを被せる
7. 蒸し器(家庭用で可)で20分間蒸す。粗熱がとれたら型から取り出して冷蔵庫でよく冷やす

※ 写真はソースが添えてあります

この料理のおすすめポイント
きのこの旨味が凝縮した、食感も楽しめるテリーヌです。
ピスタチオの代わりに、パセリや茹でたアスパラでもOK 

このレシピを考えてくれたのは

フランス菓子とトレトゥールの店  LE CIEL BLEU 
オーナーシェフ

佐藤直仁さん

東京都出身。フランスで活躍している日本人シェフに憧れ、23歳で料理の道へ。ホテルレストランなどで修業したのち95年渡仏。ボルドー近郊のミシュラン2つ星レストラン「エレーヌダローズ」に勤務。開店100周年記念イベントやパリ出店計画にも従事する。帰国後はレストランやホテルの総料理長を歴任。長野でとれる食材の素晴らしさを実感し、長野市を拠点に活動。実店舗のほかに、ケータリングや出張料理もおこなっている。
 「生産者の想いが伝わる食材に触れ、料理に携わることを何より幸せに感じています」

フランス菓子とトレトゥールの店 LE CIEL BLEU 
https://leciel-bleu.info/
2024年02月24日掲載