Vol.53 信州ハーブ鶏のストロガノフ
材料(2人分)
長野県の食材
信州ハーブ鶏 (胸肉)・・・260g
長野県産銘柄鶏のひとつ。飼料にオレガノ、ジンジャーなどの天然ハーブやビタミンEが配合され、柔らかく風味豊かな鶏肉です。
長野県産きのこ
ぶなしめじ・舞茸・エリンギなど、いろいろ混ぜて・・・200g
長野県はきのこの生産量日本一。全国で初めて人口栽培に成功したぶなしめじをはじめ、クリーンな栽培システムにより一年を通して安定供給されますが、秋には直売所などに天然きのこも並びます。
八ヶ岳野辺山高原ヨーグルト・・・200g
標高1,300メートルの冷涼な八ヶ岳野辺山高原は、夏の暑さに弱い牛にとって、生育に適した環境です。健やかに育った牛の生乳を30分以内に工場へ届け、検査に合格した新鮮な生乳のみを使用しています。
ほかの食材
バター・・・30g
オリーブオイル・・・大さじ1
小麦粉・・・大さじ1
白ワイン・・・30cc
塩・黒こしょう・・・適量
イタリアンパセリ・・・適量
ピクルス・・・好みで適量
合うワイン
ふくよかな果実味と穏やかな酸が調和した白ワイン シャルドネなど
作り方
1. ヨーグルトをコーヒーフィルターなどで水切りしておく
2. 鶏肉は皮を取り除き、厚さ1cmの削ぎ切りにして塩をふり、よくなじませる
3. 鶏肉全体に小麦粉をまぶし、オリーブオイルをかけてまぜる
4. フライパンにバター15gを入れ、焼き色がつかないように鶏肉を炒め、皿に取り出す
5. 4のフライパンに残りのバター15gを入れ、きのこ(ぶなしめじ・舞茸・エリンギなど3種類以上混ぜたほうがコクがでます)と塩少々を加えて炒める
6. さらに白ワインを加え、沸騰したら加熱を止める
7. 1のヨーグルトと4の鶏肉を加え、全体がよくまざる程度に軽く加熱する
8. 皿に盛り付け、上から黒こしょうとパセリをかけ、好みでピクルスを添える
この料理のおすすめポイント
鶏肉が驚くほど柔らかくなります。爽やかなクリームソースがワインだけではなく、パンやライスとも相性抜群です
このレシピを考えてくれたのは
フランス菓子とトレトゥールの店 LE CIEL BLEU
オーナーシェフ
佐藤直仁さん
東京都出身。フランスで活躍している日本人シェフに憧れ、23歳で料理の道へ。ホテルレストランなどで修業したのち95年渡仏。ボルドー近郊のミシュラン2つ星レストラン「エレーヌダローズ」に勤務。開店100周年記念イベントやパリ出店計画にも従事する。帰国後はレストランやホテルの総料理長を歴任。長野でとれる食材の素晴らしさを実感し、長野市を拠点に活動。実店舗のほかに、ケータリングや出張料理もおこなっている。
「生産者の想いが伝わる食材に触れ、料理に携わることを何より幸せに感じています」