Vol.28 たっぷり野菜のフリッコ
材料(4人分)
長野県の食材
長芋・・・500g
長野市松代地区産を使用。全国第3位の生産量を誇る長野県。山形村や長野市松代は有名な産地で、甘味があり、特に粘り気に特徴があります。
ホウレン草・・・1/2束
長野市松代地区産を使用。肉厚でみずみずしく、ほのかな甘味をもちます。
カブ・・・1個
長野市松代地区産の「小カブ」を使用。根は純白で、やわらかいのが特徴です。
ゴボウ・・・1/2本
長野市松代地区産を使用。肥沃な堆積土壌によって風味の良いゴボウが収穫できます。
ニンジン・・・1本
中条村産を使用。全体的に色が濃く、甘味があります。
ほかの材料
卵・・・2個
パルメザンチーズ・・・40g
塩・・・適量
サラダ油・・・適量
合うワイン
まろやかなコクのある辛口白ワイン
・シャルドネ
・セミヨン など
野菜を焼いた甘みと香ばしさがあるので、ワインは木樽熟成をした白ワインがおすすめです。
作り方
- ホウレン草は長さ5cmに切り、カブ、ゴボウ、ニンジンは太めの千切りにする。
- 長芋はすりおろして、溶いた卵とパルメザンチーズ加えてよく混ぜ、塩で味を調える。
- フライパンにサラダ油を熱し、①の野菜をしんなりするまで炒め、②を流し入れて弱火にする。
- ふたをしてじっくり蒸し焼きにし、中まで火を通して全体を固める。
この料理のおすすめポイント
イタリア北部の郷土料理「フリッコ」を、長芋とたっぷりの野菜を使ってアレンジしました。 熱々でも冷めても、食事またはおつまみとしてもおいしくいただけます。今回はベビーリーフを飾りましたが、好みでお使いください。
このレシピを考えてくれたのは
オステリア・ガット シェフ
金井 祐子さん
京都のイタリア料理店に勤める なかで長野県産の野菜と出会い、食材に対する興味と敬愛が強く高まり、2013年4月長野県へ。足繁く畑に通い、旬を大切に、毎日食べることのできる料理づくりをモットーに厨房で励む。
2014年01月01日掲載