Vol.23 信州黄金シャモの難波焼き
材料(4人分)
長野県の食材
長ネギ・・・2本
「松本一本ねぎ」を使用。白い部分が太く長く曲がったものほど甘味が強いのが特徴。江戸時代には関東・中京方面への贈答品として珍重されました。信州の伝統野菜に認定されています。
鶏肉・・・モモ肉2枚
「信州黄金シャモ」を使用。長野県オリジナルブランドで、シャモと名古屋種を掛け合わせた新品種の地鶏。歯応えとうま味をたっぷり含んだ肉汁に定評があります。
ほかの材料
サラダ油・・・適量
砂糖・・・大さじ2
[つけだれ]
しょうゆ・・・1カップ
酒・・・1カップ
みりん・・・1カップ
ゆず果汁・・・大さじ1
合うワイン
渋味が軽やかな赤ワイン
・ピノ・ノワール
・カベルネ・フラン
・ブラッククィーン など
もっちりやわらかく調理された鶏肉とネギの甘味には、渋味が軽やかな赤ワインと好相性です。
ワイン監修|長野市 セラーキタムラ店主、シニアワインアドバイザー 北村 秀雄さん
作り方
- 長ネギを長さ20cmくらいに切ってオーブン皿に並べ、サラダ油をネギにたらして250℃のオーブンで焼き色がつくまで焼き、冷ましておく。
- [つけだれ]の材料を合わせて鶏肉を20分程度漬け込む。
- 鶏肉をひろげて①の長ネギ2~3本を芯にして巻き、つなぎ目に竹串を3~4カ所さして固定させる。
- 160~180℃のオーブンで焦がさないように15〜20分ほど色良く焼き上げる。
- 残っているつけだれを刷毛で全体に塗り、竹串を抜いて5cm幅に切る。
- 鍋に余ったつけだれ、砂糖を加えて中火で煮詰めてあんをつくり、食べる時にかける。
この料理のおすすめポイント
難波焼きとはネギをたっぷり使った料理のこと。長ネギの甘さと、つけだれでしっかり味付けした鶏肉がよく合います。今回は、レタスとパプリカを添えています。
このレシピを考えてくれたのは
門前茶寮 弥生座 料理長
荒堀 功さん
京風懐石を中心に修業を重ね、日本料理店や高級旅館など経て門前茶寮 弥生座へ。素材を大切に、素材が引き立つような調理を心掛けている。
2013年11月02日掲載